バクチク現象 -2023- ネタバレ
この写真、異空っぽい写真が撮れそうだったのでチャレンジしてみたやつである。
この写真、異空っぽい写真が撮れそうだったのでチャレンジしてみたやつである。
14時すぎくらいに会場に着き、まずはグッズ購入列へ。
SNSの投稿からかなりの長蛇の列らしいようだったので、うへぇ…欲しいもの残ってるかな……と思いつつ待っていました。
2時間弱かかって購入。とりあえず欲しかったものはなんとか買えました。
待っている間にリハーサルの音漏れが聞こえてきたので、セトリを予想しつつのんびり待っていました。
CD・DVD販売のブースでは、別冊音楽と人が販売されていました。
そもそも買うかどうか迷っていたのですが、
あっ……販売してる………(´・ω・`)
物販並ぶからなあ……買い終わってから覗いてみようかな……(´・ω・`)
あ……まだ残ってそう……(´・ω・`)
−気づいたらお買い上げしていました。うむ。( ˘ω˘ )
ガッツリはまだ読めていませんが、お写真だけでも買ってよかったなあと思いました。
開演前までは、自分が演奏するわけでもないのに何だか緊張しすぎて口からタコを吐きそうでした。
音漏れの感じから、多分ボーカル部分を同期で流すんだろうな、と予想はしていました。
おそらく過去のライブの音声をピックアップして編集している形だったと思います。
何かのライブ音源を丸々採用、という曲もありそうでしたが、大抵の曲はいくつかの音源に渡って編集して1本の音声に仕上げているようでした。
映像も基本的には音声と同じ部分なのかな、という感じですが、音声とのマッチング具合で採用シーンが選ばれているような気もしました。
映像、音声ともにスタッフの皆さまの本気をびしびしと感じられる演出でした。
よく考えたら2ヶ月あるかないかくらいで、あれだけのライブを作り上げるチームB-Tの素晴らしさがすぎる……。
Opening SE. THEME OF B-T
これまでのバンドロゴをあしらった逆三角形ピラミッドの映像から、メンバーの皆さまの映像コラージュへ。
手元や楽器をメインに、過去のライブ映像から編集している感じでした。
ユータさん、アニイ、星野さん、今井さん登場。
ワイ、もう泣きそう。
ああ……櫻井さん………いないんだなぁ……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
と思ってたら会場のざわめきで気づいた、後方のスクリーンに映るシルエット。
あっちゃん!あっちゃんが!!あっちゃんがいるぞ!!!
みんな!!!!!あっちゃんがいるぞおおおおおおお!!!!!
01.疾風のブレードランナー
今井さんの「始めよう!」みたいな掛け声からスタート。
ステージ中央の網、ライトだったのねと理解。
星野さんのファンサが2.5倍くらい増し増しで、このライブへの気合いを感じました。
02.独壇場Beauty (RIP版)
メンバーの皆さまの気合いを引き続き感じるパフォーマンス。
コール&レスポンスをするテンションも上がってきました。
どんなライブ形式なんやろ…と緊張と切なさを抱いていた今回のライブ。
でもやっぱり、ライブって楽しいよね、と思っておりました。
03.Go-Go B-T TRAIN
櫻井さんのボーカル部分を(他の)同期音源と一緒に流すスタイルだった本日のライブ。
過去のライブ映像と音声から、櫻井さんをピックアップしてまさに今パフォーマンスしているかのように感じさせる演出。
公式の皆さま……スペシャルありがてぇ……。
04.GUSTAVE
にゃーお、は今井さんの担当でした。
まさか(喋って)言ってくれるとは思わず、スペシャルありがてぇの極みでした。
GUSTAVEの2番で化けて出てくれる星野さんを毎回楽しみにしているワイ、今回も2番ではステージの星野さんをガン見しておりました。
星野さん、めっっっっっっっっっっっっちゃ化けてくれた。助かるぅ。
05.FUTURE SONG -未来が通る-
まさかの星野さんギターソロタイム……だと………!
それだけでもかなりレアな気がしますが、ソロの終わりあたりで、
ススメミライダ!
…という今井さんのお声でスタートした本曲。テンション爆あがりするやん、これはよぉ……。
もちろん櫻井さんボーカルも入っていましたが、Bメロにて(合わせて)星野さんも歌を担当していたのが印象的でした。
リハの音漏れで聞こえていたのでやるんだろうな、と思ってはいたこの曲。
サビのメロディを、ご自身のパートではなく櫻井さんがライブ時にハモリで歌われていたほうのメロを今井さんが歌われていて、ワタクシの涙腺が葛藤していました。
「そうだ 未来だ」の部分は星野さんも参加していました。
06.Boogie Woogie
ギターズの熱量を引き続き感じておりました。
異空の中ではかなりイケイケで楽しいこの曲。
「あの子が待っている」、を切ない気持ちで聴く日が来ようとは思わなんだよ……。
07.愛しのロック・スター
ワイ氏の涙腺、葛藤に耐えきれなかった模様。
アニイの2022年バースデーライブ時の映像が登場、ISSAYさんも映っているのを見て、ワイ氏の涙腺のライフはゼロになりました。
当該のライブで「あのお二人、美しすぎひんか……」と思って見ていましたが、また見られるとは……そしてもう二度と見られない光景でもあるのだ……うぅ………。
その他、多分この曲のMVだと思う映像に加え、他のMVやライブ映像を組み合わせて、愛しのロック・スターを櫻井さんが今まさに歌っているかのような映像演出でした。
制作スタッフの皆さま、まじで凄すぎる&まじでスペシャルありがてぇ……。
08.さくら
ワイ氏の涙腺、崩壊する。
さくらは泣いてまうやろ……。゚(゚´ω`゚)゚。
と前の曲で耐えきれなかった涙腺から水が出てくるのを拭いながら見ておりました。
スクリーンを見ながらふと、「あれ、星野さんため息ついてるやん」と2回くらい思うシーンがあり、???と思いつつ涙を拭き続けていました。
その後、アニイの表情がものすごく歪んでいるのが映りました。
勘の悪すぎるワイ氏でも、気づいてしまったのである。
アニイ、ユータさん、星野さん、今井さん。
泣いてしまいそうになりながらも、このライブをやってくれていることを。
09.Lullaby-III&10.ROMANCE
さくらで崩壊した涙腺から流れる涙を拭きまくりながら、櫻井さん風の黒子さんが登場して「おっ?」と思った記憶があります。
(ララバイのほうですでに出てきた気がするのですが…もしかしたらROMANCEからだったかも。うろ覚えです、すまぬ。)
黒子さんが舞台上の蝋燭に火をつけ、それと連動して過去のライブ映像から櫻井さんが蝋燭に火をつけるシーンが、スクリーンに映し出されました。
ライブ全編で言えることですが、「あっちゃんはここにいるよ」ということを感じさせてくれる演出、本当に素晴らしかったです。
ROMANCEが終わると黒子さん再登場。
櫻井さんが火を吹き消すシーンに合わせて吹き消していました。
11.Django!!! -眩惑のジャンゴ-
今井さんのソロタイムの感じから、まさかこの曲に来るとは…!と思った記憶があります。
ステージ上をうろうろしている弦楽器メンバーの皆さまのパフォーマンスとファンサに、ワタクシもテンション再燃。
12.太陽とイカロス
音漏れで聴こえたのでやるんだろうな、と思った曲シリーズのひとつ。
会報No.109での星野さんのコメントを読んだうえでのこの曲の切なさよ……。
そう思って聴いていたら、あっちゃんが!あっちゃんがいるよ!!
自由に空を飛べるんだよね、きっと……。
13.Memento mori
櫻井さんのメンバー紹介が聴けるとは思わなんだよ……泣いてまうやろ……。
もちろん楽しかったよ……だが、今回ばかりは切なさがすぎるぞ。
特に、アニイが映る度にめっちゃ鼻をすすりながらドラムを叩いてたのが、切なすぎてめっちゃ泣きました。
もうこの時点でかなり泣いている感じだったんだな、と思うのですが、そんな状態でも演奏し続ける姿、プロ意識の高さにさらに感涙しました……。
間奏にてサーチライトを向ける櫻井さんの映像に合わせて、実際の会場のサーチライトも動かしてくれていました。スタッフさん、スペシャルありがてぇ…。
14.夢魔 -The Nightmare
ユータさんが曲の始めのほうで\(^ω^)/をやってくれていました。
メメモリまでで、メンバーの皆さまの表情の険しさから「そりゃあ、4人が一番辛いに決まってるじゃんよぉ……」と思って泣いていましたが、盛り上げようとしてファンサしてくれるの、スペシャルありがてぇよ……。
15.DIABOLO
大サビのパフォーマンスと「乾杯!」で会場の熱気も最高潮に。
曲ごとに演出は様々だったのですが、ステージの立ち位置に合わせてスクリーンを分割してメンバーの皆さまを映してくれる演出が何曲かありました。
真ん中のスペースも取ってくれている曲もありました。
5人だよ……5人でB-Tなんだぞ……という決意を感じさせる演出、ほんと泣けるやんかよ……。
EN
アニイのドラムソロタイム。
赤いスティックからスタートして、スティック3セット分演奏されていました。
これまで通り茶目っ気のあるパフォーマンスをしながらも、でもやっぱり感情をこらえている表情もされている。
その葛藤を全力でドラムにぶつけたような、激しくも感極まる演奏でした。
演奏が終わった際に上のほうに手をグッと伸ばしていて、その姿も「櫻井さんに向けて届けようとしている」という感じがしてうるっときました。
そして、MCへ。
ユータさん、アニイ、星野さん、今井さんの順番でお話しされていました。
お話自体の内容は結構うろ覚えですが許してくだせぇ。
ユータさん
1985年の話から現在までを振り返りつつ話そうとされていましたが、話し始めから結構涙声でした。
話が進むにつれ、耐えきれなくなったユータさん。
喋れなくなってしまったとき、
「ユータ!」「ユータさん!」「頑張れ!」
と会場のファンの皆さまからのたくさんの声援が。
そんな胸熱な雰囲気で進んでいきました。
どんな未来になるかわからないけど、続けていきます、見ていてください、といった感じで締められていました。
アニイ
やっぱりアニイ、泣いてるじゃんかよ……。
B-T随一の職人肌のアニイが、あんな風に泣いているのが、マジで切なかったです。
やり続けるのか辞めるのか、迷っていたけれども、やり続けるということ。
今井さん、星野さんの頭の中にはまだ何千曲とアイディアがあって、俺たち兄弟は努力して演奏し続ける、みたいな内容だったと思います。
星野さん
みんな、不安だったよね。
不安だけど、来てくれてありがとう。
そんな感じで、自分たちの気持ちだけでなく、ファンのことも気遣ってくださった、ふわっと心が温まる優しいMCでした。
今井さん
今井さんだからこそ言えるブラックジョークも盛り込まれた、厳しくも優しさに満ちたお話でした。
(人生って)容赦ねえなぁ。笑えねぇよ。何死んでんだよ。
という言葉。
やりきれない想いを全て丸ごと表現されているように思いました。
どうしていなくなっちゃったの、と言いたくなってしまうファンの想いをも掬い上げてくれるような気持ちになりました。
その一方で、
(あっちゃんが亡くなったことは)悪いことじゃない。(人がいつか死ぬというのは)当たり前のことだからです。
という、心にグサリと刺さるお話をされていました。
泣いても号泣してもいいです。でも、苦しまないでください。
(あっちゃんが死んだということよりも)“生きてた”ことを想っていてください。
BUCK-TICKのこと、あっちゃんのこと、たくさん話してください。
10月以降、BUCK-TICKの曲をしばらく聴けなくなったり、櫻井さんのお写真を見るたびに辛くなり見たくないとすら思ったりしていました。
好きなのに聴きたくない、見たくない。
そんな苦しみで板挟みになっていた2ヶ月弱のワタクシを、未来へと連れていってくれる言葉でした。
悲しくて泣いてしまってもいい。泣きながらでも想っていていい。
普段はやらない、ライブの感想をメモしておこう、と思い、こんな形で書いてみるきっかけになりました。
01.STEPPERS -PARADE-
サビにてギターズとファンによるコール&レスポンス、それによる会場の熱量と一体感。
そこにB-Tの音楽がある限り、櫻井さんは生きていたし、ボーカル・櫻井敦司は存在し続けてくれるんだなあ、を感じました。
02.ユリイカ
声出し解禁になった2023年、ユリイカのサビをライブ会場でメンバー&ファンの皆さまと歌うの、楽しみにしてたんだよぉ……。
過去のライブ映像(多分フィルコンがメインかな?)から、櫻井さんが「Love!」「Yeah!」「Peace!」の会場の声を聞いてくれるシリーズのおかげで、櫻井さんが今もユリイカを歌っていて会場の声を聞いてくれているような温かみを感じました。
03.LOVE ME
超激レアなアニイのミスでやり直しになった今回。
その後、櫻井さんのボーカル(同期音源)と実際の演奏にずれが生じたため、途中から歌唱部分でボーカル音声を出さないように調整されていました。
その代わりに会場のファンの皆さまによる大合唱が始まり、胸熱な展開になりました。
後半で合唱自体も若干ずれつつあったため(多分、今どこ?って感じで探り探りやっていたからかもしれない)、アニイと今井さんが相談しているような素振りをされていました。
アニイ「今井、なんとかやってよ(目配せにて)」
今井さん「えぇ……オレなの……?」
といった表情で今井さんが少しメロディパートを弾き始めました。
今井さん「えぇ……?」
星野さん「(・∀・)……ジーッ…(演奏を止めつつ今井さんをガン見)」
といった様子がステージで繰り広げられていて、思わずほっこりした場面でした。
04.COSMOS
客席の様子が映し出されたスクリーンに、大サビの歌詞が表示されていて、シンガロングタイムへ。
ワタクシ、歌いつつもうるっときていました。
05.名も無きわたし
映像演出はおそらく異空ホールツアー時をベースにしている模様。
5ヶ月前はあの花の前で櫻井さんが手を伸ばしてくれていたのになあ……と思い切なくなりました。
櫻井さんの立ち位置であったステージ中央の床下ライトから空に向かって光が伸びていたのも、グッとくるものがありました。
06.New World
実質ダブルアンコール曲。
「行こう、未来へ。」という櫻井さんのお声からスタートしました。
久しぶりのNew Worldによる締めは、その未来に櫻井さんも一緒に行くからね、という想いも込められているような気がしました。
ED.
来年2024年も12月29日に日本武道館でライブを行うことが発表されていました。
MCの中で、新曲作るよ、アルバム作ります、と今井さんやアニイがお話しされていたので、その楽曲を含んだセトリになるのかなあ、ワクワクして見ていました。
終演後のSEがなんと悪の華。
多くのお客さんがそのまま残って最後まで聴いていたり歌ったりしていました。
終わったときには拍手も沸き起こり、切なくもあたたかなライブの締めでした。